ナイフメーキング-3

2010年2月21日 (日)

熱処理終了

『ナイフショップつぼい』さんから,熱処理から帰ってきた,と連絡があったので引き取りに行く。

▼今回の硬度はHRC60
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今日は全体を#800ペーパで研磨した。

このナイフも仕上げはミラー仕上げにしようと思っているので,あとはひたすら磨いていくだけ。

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2010年2月 3日 (水)

熱処理へ依頼

先週の日曜日に熱処理前の最後の研磨をした(#800ペーパでブレードとナイフの周囲を研磨)。

今日,岡山の『ナイフショップつぼい』へ熱処理の依頼をしに持っていった。
ちょうど昨日,処理工場へ発送したところで,僕のナイフの熱処理は2週間ほどかかるらしい。

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2009年12月28日 (月)

ヒルトの加工(追加)とハンドルの準備

年末年始でナイフ本体の熱処理ができないので,他の作業をやることにした。

最初の作業は,大きめに作っていたヒルトの上と下を削ってナイフの大きさに大体合わせる作業。

▼ヒルトの下側。2mmほど高いのでヤスリで削る。
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▼だいたい本体と揃った。
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▼ヒルトの上側も同じように削って,高さをそろえる。
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次の作業は,ハンドルの準備。

▼これが今回のナイフのハンドルに使う予定のウォルナットという名前のウッドマイカルタ。
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▼半分にした後,前と後側をヒルトの取り付け角度(約5°)に合わせて斜めに削る。
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ハンドル材の厚みが10mmと,少し分厚すぎるので,薄く削っておいたほうがよさそう。

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2009年12月27日 (日)

ヒルトの加工

ヒルトをナイフ本体に仮組みしてかしめピン用の穴あけ作業をする。
前回のナイフメーキングでは,穴あけ中にドリルが折れて大変だったので,慎重に作業した。
まず,ボール盤のテーブルにCクランプを使ってガッチリとナイフを固定する(前回は手持ちで作業したのが失敗の原因の一つだったと思う)。
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穴をあけるときには,切削油をつけながら少しずつあけていく。
作業のポイントは,頻繁にドリルを持ち上げて切粉を取り除きながらあけていくこと。ドリルがナイフ本体に届いたら特に慎重に切粉を取り除きながら作業する。
今回はきれいにピン用の穴をあけることができた。
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ヒルトを本体から取り外し,大まかなヒルトの外形を罫書く。
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グラインダーで外形を削る。削りすぎて,ちょっと薄くなりすぎたような気が…
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ヒルト前面を仕上げるために,定盤にペーパを敷いて少しずつ研磨していく。
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#400 → #800 → #1000 → #1500 → #2000まで研磨する。最後は青棒で仕上げることになる。
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これでヒルトの大まかな加工は終わり。

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2009年12月25日 (金)

久々のナイフメーキング

4ヶ月ほどご無沙汰していたナイフメーキング。久々に作業をする。

ヒルト材(ニッケルシルバの角材)から,今回のナイフに取り付けるヒルトより少し大きめに切り出し,ナイフ本体の厚み分(3mm)の溝をつけるところまで加工する。

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この後はナイフに仮組みしてかしめピン用の穴を開け,ヒルトの外形を大まかに削って整形するのと,ブレードを#800ペーパで磨いて熱処理へ出す。

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2009年8月14日 (金)

熱処理前の磨き作業

#400→#600ペーパでナイフ全体(ブレード,リカッソ,ブレードバック,タング周囲)を磨く。

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#400ペーパの後は#800で熱処理前の研磨作業を終わりにする予定だったけど,確実に1つ前の番手のペーパの研磨痕を消すために,やっぱり#600のペーパで磨いておいた。

これで#400で磨いたときの研磨痕をきれいに消すことができた。また#800で磨くときも楽に#600の研磨痕を消すことができる。

それからヒルトを製作するのに必要な各部の寸法を測っておいた。

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2009年8月10日 (月)

ナイフ本体の整形

久しぶりにナイフ製作の時間がとれた。

#300オイルストーンでブレードを研磨。
エッジの幅を全体的に0.5mm程度にそろえた。

ベベルストップ部分を磨く作業で角が垂れたので,#240ペーパでタング部分を磨き,ベベルストップの角をシャープにする。ブレードバック,タングの周囲も同じように#240ペーパで磨いた。

この後は,#400,#800ペーパで全体を研磨して熱処理へ依頼の予定で,平行してヒルトの製作を始める。

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2009年7月12日 (日)

ブレードベベルの削りだし(その2)

反対側のブレードベベルを削った。
やすりで削ったあと,#150のオイルストーンで,ベベル部分ができるだけ平面になるように削る。

▼エッジの厚み ⇒ ポイント側0.6~0.7mm,リカッソ側0.55mmになっている。
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次回はエッジの厚みが均一になるようにオイルストーンで削る予定。

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2009年7月 4日 (土)

ブレードベベルの削りだし

ブレードベベルの削りだしをした(片側だけ)。

最初に,開けてある穴に使用するソングホールパイプ,ピンが入るかどうかをチェックする(熱処理後はやすり掛けできないのでここでチェックしておく)。
ピン穴はOkだったが,ソングホールパイプの穴はきつすぎたので丸やすりで修正。
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鋼材にブルーインクを塗ってエッジラインとベベルストップを罫書く。
3mm厚の鋼材で削り残すエッジの幅を0.5mmと考えたので,側面から1.25mmの位置でエッジラインを引くことになる。同じようにブレードバック側も罫書く(削るときの目安用)。

鋼材を自作のベベルストップガイドに挟んで,ベベルストップガイド本体をバイスに固定する。
あとは,ブレードのベベルを削っていく。
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4時間ほどかけて片側のベベルを削りだした。
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久しぶりの力仕事で疲れた。
今日はここまで。
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2009年6月13日 (土)

黒皮を削る。

今回のメーキングでは,ブレードを削る前に鋼材表面に付いている黒皮を削る作業をした。

まだまだ腕が未熟なのでベルトグラインダー削るとあっというまに削りすぎてしまうので手作業でやった(ベルトグラインダーも日曜大工用の安物なので使いにくいというのも理由)。

▼手で持ちやすいようにアルミの角材に6mmボルトでナイフを取り付け。
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▼定盤に#120のペーパを敷いて削り,表面の黒皮を取る。
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#120で削った後,#240のペーパーで削る(#120は横方向にかけ,#240は斜め方向にかけた)。

▼黒皮の取れたナイフ本体。
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