ナイフメーキング-2

2008年9月23日 (火)

ナイフ

昨日準備しておいたナイフをプレゼントした。
とても喜んでくれた。

縁が切れたら困るので,ちゃんとコインももらっておいた。

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2008年9月22日 (月)

革紐とトンボ玉

この前完成した2本目のハンドメード・ナイフ。
ブレードには,プレゼントする人の名前も入っていて,見た目もいい。
自分で作った「トンボ玉」を革紐でハンドルに付けてみた。

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いい雰囲気になったので,これをプレゼントすることにする。

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2008年9月 8日 (月)

ナイフへの名入れ

先週の土曜日に完成したナイフにプレゼントする方の名前を入れてもらうため,Matrix-AIDAへ送ったナイフ。今日,名入れされたナイフが届いていた。

仕事の早さもさることながら仕上げににも大満足。

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2008年9月 5日 (金)

シース完成

ウェットフォームのやり直しをして修正したシース,丸二日ほどよく乾かした。
コバの部分にエッジコートを綿棒(刷毛を使うと刷毛の毛が跳ねて液が飛んでシースを汚したりすることがあるそうだ)で塗り,乾いたらボロ布で擦ってやる。
最後に,ニート・フット・オイルを全体に塗って,よく乾燥させる。
今回はじめての袋シース。やっと完成。
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実際にナイフを差し込んでみると,きちんとナイフをホールドしている。合格!
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今回のシース製作の反省点は,
・縫い目がそろってない。
・菱目の穴位置が表と裏でそろっていない。
・2回目のウェットフォームをするときに一部分しか水をつけなかったので,染みのようになってしまった。
・シースの先が長過ぎ。もう少し短い方がかっこいいと思う。
などなど。
次回の製作では気をつけよう。

製作したこのナイフ,大切な人にプレゼントするのでMatrix-AIDAの名入れサービスでメッセージを入れてもらう予定。
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2008年8月30日 (土)

シース製作(修正)

最後の最後で…

しっかり乾燥できたので,仕上げの前にシースにナイフを入れてみる。

あれっ!

抵抗無くシースの中へ。
つまりシースを逆さにしただけでナイフが滑り出てくるわけ。

最悪!
シースの意味なし!!

引っかかりがないナイフの形状と,ウェットフォームするときにナイフの養生のために巻いたビニールの厚みが影響してナイフをホールドできていないらしい。

いろいろ観察して,ナイフのヒルト部分に当たるシースの高さを低くしてやるとホールドできるようなので,再再度ウェットフォームすることに。

全体を水にぬらす必要はないので,形状を修正するヒルト部分のみ水をつけて形を整える。
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このときナイフをそのまま(もうビニールで巻かない)差し込んで具合を見ると,今度はホールドできている様子。

これからまたシースが乾燥するまで待ち。
あ~ぁ

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2008年8月29日 (金)

シースの製作

先週末から空いた時間を見つけてシースの製作をしている。
袋シース製作用のレザーを購入しての製作だけど,なかなか満足のいくシースにはならない。
ナイフ本体の製作と同様,いくつも製作をして経験をつんでいかないとダメなんだろうな。
とにかく,2回目のシース製作も数々の問題発生!

まず,シースのナスカン取り付け部分。幅が広くて購入したナスカンが入らない。
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仕方がないので,カッターで周囲をカットしてナスカンが入るように修正。案の定,カットした面がガタガタ。
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次は,縫い付け用の穴をあける菱針。少し太すぎるようだったので細くするためにベルトグラインダーで削ったら,きちんと菱形に削れず,修正に次ぐ修正で細くなり過ぎ。
試しに穴あけをしてみると長方形の穴があき,しかも細すぎて菱針が曲がってしまった。
もう使い物にならん!と思って菱針をゴミ箱へ。

新しい菱針かパンチ式の菱目打ちを買おうと考えたが,最近のガソリン高騰,物価高で僕の小遣いも破綻状態。
気を取り直して,ゴミ箱から捨てた菱針を拾い出し,細すぎる先の方を金鋸で切断(なので,かなり短くなってしまった)して,やすりで菱形の形に削りだし(前回の教訓からベルトグラインダーは使わず),耐水ペーパ(#240~#1500まで)で研磨して何とか再生。
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菱針が再生できたのでシース製作再開。
ナスカンをシースへ縫いつけた後,袋状に貼り付けるための接着剤を塗布し,指にくっつかなるぐらいまで乾燥させ,張り合わせる。
接着部分を木槌でたたいて,ばねクリップでしばらく挟んでおく。クリップの先の白いプレートは,あり合せのアクリル板の面取りしたもの。本当は,『袋シース用バイスグリップ』があればいいんだろうけど,お金が無いので…
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シースを水を入れた洗面器の中へ20秒ほど入れ,柔らかくなったところにナイフを差し込んで形を整える(ウェットフォーム)。
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この時,ナイフはビニール袋を巻いて養生しておく(刃を付けてしまっているのでポイント部分は養生テープを巻いている)。
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形を整えた後,ナイフを取り出し,シースを吊るして丸1日半,乾燥。
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乾燥後,縫い付け部分をステッチルレットで印を付け,ボール盤に取り付けた菱針で穴あけし,ロー引き麻糸で縫いつけ。
穴あけ作業では,なかなか表と裏がきちっとそろった穴が開いてくれない。下に敷くゴム板を分厚いカタログ本に替えてやってみたが,状況は悪くなるばかり(菱針が曲がったり)。やはり一番よかったのはゴム板。
穴あけ後,縫い合わせ部分の余分なところを革包丁で切断し,コバをベルトグラインダー(#180,#240,#400)で整える。
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裏側。穴位置がずれたり,縫い目がきれいになってない。
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本当ならこれで,グラインダーで整えたコバ部分にエッジコートを塗り,シース全体にオイルを塗れば完成だけど,何かシース全体が柔らかくなってしまってるような気がする。

なので,もう一度ウェットフォームをし,ナイフを入れたままの状態で乾燥させることにする。
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今日で丸一日たったので,ナイフを取り出して様子を見る。
しっかり,革も硬くなっている。2回目のウェットフォームをして正解。

天気もずっと悪いので,もうしばらくこのままの状態で乾燥させることにする。

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2008年8月20日 (水)

シース製作用の材料が届く

2本目のナイフは袋シースにするつもり。

1本目のナイフのシース用に使ったレザーが余っているけれど,厚さが4mmと,袋シースを作るには厚すぎる。
2~3mmのレザーを購入しようといろいろとwebで調べてみたけど,結局,Matrix-AIDAの「袋シース用レザー」を購入(あわせてナスカンも注文)することにしてして,それが今日届いた。

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一応,シース作成マニュアルもついているので安心。

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曲面にカットしている部分は,惚れ惚れするほどきれなにカット。
自分がカッターで切るときは,すごく難しいのに…
さすが,プロ!

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作業の前に,今後の袋シース製作の参考用に形状をトレースしておこう。

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2008年8月14日 (木)

2本目のナイフ,完成!

昨日,全体の仕上げが終わったナイフに刃付けをした。
刃を付ける前のブレードの様子。
 ↓
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使う道具は前回のナイフメーキングの時と同じ「ランスキー・シャープナー」。

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最初,クランプでブレードを挟む時,写真のようにブレードの幅の半分程を挟んでいたので,砥石がクランプにぶつかってクランプを削ってしまうようになった(一応確認してぶつからないだろうなぁと思っていたけど,ダメだった)。

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あわてて,位置を修正(クランプをブレードバック側へ動かし,ブレードの幅の1/3程度を挟むようにする)する。

シャープナーを使った刃付け作業は,前回と同じ手順

無事,刃が付いたブレード。
 ↓
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2008年8月13日 (水)

仕上げ

前回の作業から,空いた時間を見つけてハンドル&ヒルトとタングの周囲を#2000ペーパまで研磨しておいた。

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今日は,ヒルト,タングの周囲,ボルト,ハンドルの最終研磨とソングホールの面取り作業をして,ナイフ本体がほぼ完成!

ヒルト,タングの周囲,ボルト部分をミラー仕上げにするために『軸付フェルトバフ』を使ってリュータで磨くことにした。

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ブレードをミラー仕上げにするために使った『青棒』では,目地に詰まって青く汚れるということで,ハンドル用の研磨剤『クリーム棒』を使う。
クリーム棒は,Matrix-AIDAで購入。このクリーム棒でハンドル以外にヒルト,タング周囲,ボルト部分をミラーに磨くことができる(汚れも目立たない)とAIDAさんからもアドバイスを頂いた。

リュータを回しながらバフをクリーム棒に押し当てて研磨剤をバフに付ける。

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ヒルト部分をクリーム棒で研磨しているところ。
 ↓
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ヒルト,タング周囲,ボルト部分の研磨が終わったところ。
 ↓
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この後にハンドル全体をクリーム棒で磨いて艶を出す作業をするわけだが,ハンドルを磨くのには『ネルバフ』を使う。
以前に,捨てられる小型グラインダーを貰っていたので,これを利用する。
グラインダーについていた砥石を取り外し,ネルバフを取り付けたところ。
 ↓
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グラインダーを回転させてバフにクリーム棒を押し付けてみたけど,なかなかうまくバフに研磨剤が付いてくれない。

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ハンドルをバフにあてて研磨しているところ。
 ↓
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ハンドルをバフにあてると,バフの周囲がちぎれて周囲に飛び散って,まるで羽根布団を破いて中の羽が部屋中に散らかったような状態に…
ハンドルの研磨は簡単そうで難しい!
しかも,ハンドルの艶も思ったように出てくれない。

最終的にはボロ布にクリーム棒をこすり付けて,手でハンドルを磨いた。

ソングホールの面取り作業は,前回のナイフメーキングではボール盤と面取りカッターを使ってやってみた。そのときは,ビビリが出て面取りした部分が汚くなった。また面取りカッターをホールの中心に合わせるのが結構難しく,面取り部分がずれてしまう。
今回はMatrix-AIDAのカタログで見つけた『ハンドリーマ』を使うことにした。

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僕にとっては,ボール盤+面取りカッターよりもこのハンドリーマのほうが扱いやすく,綺麗に加工することができた。

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後は刃を付けるだけ。シースは『袋シース』にする予定。

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2本目のナイフメーキング,ナイフ本体の製作に約1年かかってしまった。

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2008年8月 7日 (木)

ハンドルの整形(その3)

ずっと昼間の気温が35度近くの日が続いている。
作業場も暑すぎて,なかなかナイフメーキングができない。が…

今日は思い切ってハンドル&ヒルトを#600ペーパでの研磨作業をした。
とにかくメチャ暑かった!

あとは,#1000→#2000と研磨して,今回のメーキングで初めての作業 ~「クリーム棒」によるハンドルの艶出し研磨作業~ をする予定。

早く涼しくなってくれ。

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