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2008年8月29日 (金)

シースの製作

先週末から空いた時間を見つけてシースの製作をしている。
袋シース製作用のレザーを購入しての製作だけど,なかなか満足のいくシースにはならない。
ナイフ本体の製作と同様,いくつも製作をして経験をつんでいかないとダメなんだろうな。
とにかく,2回目のシース製作も数々の問題発生!

まず,シースのナスカン取り付け部分。幅が広くて購入したナスカンが入らない。
Img_200808282

仕方がないので,カッターで周囲をカットしてナスカンが入るように修正。案の定,カットした面がガタガタ。
Img_200808280

次は,縫い付け用の穴をあける菱針。少し太すぎるようだったので細くするためにベルトグラインダーで削ったら,きちんと菱形に削れず,修正に次ぐ修正で細くなり過ぎ。
試しに穴あけをしてみると長方形の穴があき,しかも細すぎて菱針が曲がってしまった。
もう使い物にならん!と思って菱針をゴミ箱へ。

新しい菱針かパンチ式の菱目打ちを買おうと考えたが,最近のガソリン高騰,物価高で僕の小遣いも破綻状態。
気を取り直して,ゴミ箱から捨てた菱針を拾い出し,細すぎる先の方を金鋸で切断(なので,かなり短くなってしまった)して,やすりで菱形の形に削りだし(前回の教訓からベルトグラインダーは使わず),耐水ペーパ(#240~#1500まで)で研磨して何とか再生。
Img_200808281

菱針が再生できたのでシース製作再開。
ナスカンをシースへ縫いつけた後,袋状に貼り付けるための接着剤を塗布し,指にくっつかなるぐらいまで乾燥させ,張り合わせる。
接着部分を木槌でたたいて,ばねクリップでしばらく挟んでおく。クリップの先の白いプレートは,あり合せのアクリル板の面取りしたもの。本当は,『袋シース用バイスグリップ』があればいいんだろうけど,お金が無いので…
Img_200808283

Img_200808284

シースを水を入れた洗面器の中へ20秒ほど入れ,柔らかくなったところにナイフを差し込んで形を整える(ウェットフォーム)。
Img_200808286

この時,ナイフはビニール袋を巻いて養生しておく(刃を付けてしまっているのでポイント部分は養生テープを巻いている)。
Img_200808285

形を整えた後,ナイフを取り出し,シースを吊るして丸1日半,乾燥。
Img_200808287

乾燥後,縫い付け部分をステッチルレットで印を付け,ボール盤に取り付けた菱針で穴あけし,ロー引き麻糸で縫いつけ。
穴あけ作業では,なかなか表と裏がきちっとそろった穴が開いてくれない。下に敷くゴム板を分厚いカタログ本に替えてやってみたが,状況は悪くなるばかり(菱針が曲がったり)。やはり一番よかったのはゴム板。
穴あけ後,縫い合わせ部分の余分なところを革包丁で切断し,コバをベルトグラインダー(#180,#240,#400)で整える。
Img_2008082882

裏側。穴位置がずれたり,縫い目がきれいになってない。
Img_200808288
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本当ならこれで,グラインダーで整えたコバ部分にエッジコートを塗り,シース全体にオイルを塗れば完成だけど,何かシース全体が柔らかくなってしまってるような気がする。

なので,もう一度ウェットフォームをし,ナイフを入れたままの状態で乾燥させることにする。
Img_2008082810

今日で丸一日たったので,ナイフを取り出して様子を見る。
しっかり,革も硬くなっている。2回目のウェットフォームをして正解。

天気もずっと悪いので,もうしばらくこのままの状態で乾燥させることにする。

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