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2007年6月29日 (金)

ハンドルの加工(その3)

ハンドル材スタッグのタングへの接着が完了。

この2つのスタッグを「シュナイダーボルト」でとめる。
これが「シュナイダーボルト」。
  ↓
Img_3891


このボルトを通すために「二段ドリル」を使って,既にスタッグを貫通させてあるシュナイダーボルト用の穴に段の付いた穴をあける。

穴の深さはいくらぐらいになるかなと,シュナイダーボルトとナイフのハンドル部分の寸法をノギスで測っていたら,重大な事を忘れていたことに気づく!!
ナイフメーキングの参考にしている本では,そんなことは当然のことなのか,特に説明はなかったが,ハンドル材を加工する前,もしくはナイフメーキングの材料がそろったときに確認しておくべきことだと思う(特にスタッグのような天然の材料を使う場合)。

この重大な事とは,使用するシュナイダーボルトの大きさ(長さ)を考えずにハンドル材のスタッグの厚みを決めて加工してしまったこと。

使用したスタッグの形状の制限(ヒルトの厚みとの兼ね合い)から,スタッグの厚みを10mm程度に仕上げた。

ナイフ鋼材の厚みが3mmなので,ハンドル部分の厚みは10mm×2+3mm=23mmで,使用するシュナイダーボルトの長さが24mm!(ネジ部分をすべて締めた場合)
本に書いてあるような,『ボルトの頭を切断して,やすりで削って…』など到底できない。

ヒルトに近い側のボルトは,スタッグをヒルトの厚さに合わせるため,かなり削るので問題はなさそうだが,ハンドルの後側のボルトはドライバー用の溝を削り取ることさえ難しい(スタッグ表面の模様を残したいので削りたくない)。
(-"-)

実際に自分で作ってみて初めて気づくことが多々ある。

ネジの締め付け長さを少なくして,何とかならないものか,何枚もメモを書いて,何とか穴の深さを割り出す。
  ↓
Img003


求めた穴の深さに従って,ボール盤に「二段ドリル」を取り付け,加工する。
二段ドリルでの穴あけは初めてなので,慎重に作業した。
(【写真上】穴あけが終わった状態,【写真下】シュナイダーボルト用の段の付いた穴:右側)
  ↓
Img_3888

Img_3890


穴とボルトの径はピッタリで,ドライバーを使って力をこめて押し込む。
ボルトを締め付ける前に,ハンドル材接着用のエポキシ接着剤(#MX-91)をボルトのネジの部分につけてからボルトを締め付けた。

ソングパイプ用の穴にも接着剤を付けて,小型のチューブカッターで切断したソングパイプ(φ6のニッケルシルバーのパイプ)を差し込む。

チューブカッターで切断したパイプの断面は非常に鋭利になっていて,何も考えずに素手で穴に押し込んだら,指の先を切ってしまった。物に当たるとズキズキ痛む。
(T_T)

シュナイダーボルト,ソングパイプを取り付けたナイフ。
  ↓
Img_3895

Img_3897

この後は,ナイフメーキングの最終仕上げの段階!

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